病気と自然治癒力
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麻疹(はしか・ましん)という病気は、多くの場合、子どものかかる病気と思われてきましたが、今や日本でも外国でも、成人した大人が感染するケースが増えています。 ●予防接種で一生安泰? はしかはこれまで、予防接種をしていれば感染しないものだと考えられてきました。すなわち、子どもの時期に予防接種を受けておけば一生安泰という、まさしく「神話」にも似た言い伝えがありました。 <日本での予防接種> 日本においては、2005年(平成17年)度まで定期予防接種は1回だけでした。しかし、その翌2006年(平成18年)度から、MRワクチン(はしか・風疹の2種混合ワクチン)という形式での2回接種が基本となりました。 第1期:生後12月から生後24月に至るまでの間にある者 この新制度が生まれる前提として、実は1889年4月〜1993年4月の4年間に実施されたMMR(3種混合ワクチン)による大きな薬害事件がありました。そもそも、MMRとは「麻疹(はしか):M、おたふくかぜ:M、風疹:R」の3種類をあらわしていますが、4年間で約180万人がMMRワクチンの接種を受け、厚生省(当時)公表の数でも1,800人が無菌性髄膜炎の被害に遭ったのです。 こうした事実を考えると、健康を維持するため(?)のワクチン接種で「健康を損なう」というケースが実際に存在し、それも「例外中の例外」などという希少例ではないことがわかります。しかも、はしかの予防接種を受けたところで、一生の免疫が獲得されるわけでもなく、免疫が切れて(大人になって)から感染すると重症化すると指摘されています。
はしかはウイルス性の感染症です。病原体は、パラミキソウイルスに属する「はしかウイルス」です。このウイルスは、なんとディステンパーという犬の病気をもたらすウイルスなどが近縁ということです。 はしかでは、発疹が出現する4日前くらいから、発疹の出現4日後くらいまで、患者から他の人に感染する可能性が大きいと言われます。
重大な事実があります。予防接種が死亡率を下げたという主張そのものが、実は、調査によって否定されているということです。 注:トレバーガン『予防接種は果たして有効か?』(ホメオパシー出版)を参照。 予防接種による「免疫」は、いってみれば「擬似免疫」です。しかも前述したように、10年程度しか続きません。しかも、ワクチン生産の過程で有害な物質が使われるケースもあるのです。
『ホメオパシー的予防/ホメオパシーで子どもの病気と感染症を安全に予防する』由井寅子著(ホメオパシー出版刊:1,680円) 『由井寅子の予防接種と医原病入門』由井寅子著(ホメオパシー出版刊:1,365円) 『予防接種は果たして有効か?』トレバー・ガン(ホメオパシー出版刊:1,470円) ★参考サイト 予防接種情報ふくおか 大阪MMR被害児を救援する会
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